你好!台中 ~ にいはお!たいちゅう ~留学記

70まじか、ものずきシニアの台湾台中留学生活

結局、こうなった…

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※君の前に道は続く……。青空・白雪・白樺並木…「冬の北海道」を代表する一枚。こうした風景とも、少しの間オサラバです。

   さて、2週間以上更新なしで過ぎましたが、ここに来て台中行きの骨格がほぼ固まったので、まとめて報告します。 

1 方針変更

 今回の留学、最初は3月から6カ月間滞在する予定だったのですが、自分の体調と相談し、かつ縦横斜めにいろいろ想いを巡らせた結果、滞在期間を3カ月間としました。

  スタートは変えません。つまり春学期だけです。語学留学の期間として、これではいかにも短いのですが、まぁ、もの好き退職者といえども、あまり長い間日本と家を離れると不安や心配があるわけで……。中国語は今後も続けるので、”以后还有机会”(またチャンスはあるさ)と考えることにします。

 そうなると、それまで進めてきた準備は若干の変更を余議なくされました。

 準備は①滞在期間が半年→②学生ビザ(マルチ)の取得→③航空券と現地宿舎の確保という流れで、③の航空券は早めに往復便を予約してしまいました。(☜もっとも、この復路は半年後ではなく、滞在期間の真ん中頃、つまり春学期と夏学期の間の数日間を利用してとんぼ帰りする予定でした。)

 

2 修正

 滞在期間を半分に圧縮した結果、それまでの準備を次のように修正しました。

②ビザは取得しない

 3カ月間滞在するだけなら、滞在延長を想定している学生ビザは必要ありません。90日滞在できるノービザで入国します。

 いろいろと制度を調べ、最寄の台北駐日代表処にも一度足を運んだのですが、一回りして結局何もせず、といった感じです。しかし、知識は無駄になりませんね。

③フライトは変更しない

 ここで一つ問題が発生しました。すでに予約済みの航空券では、復路便の出発日が入国から滞在90日を数日だけオーバーしているのです(☜予約した時には、学生ビザで入国して現地で滞在延長するつもりでいたので、問題がなかったのです…)。

 さて、どうするか。これに対処するために、三つの方法が考えられます。一つは滞在を90日以内に収めることで、このためには、予約済みの往復便いずれかの日にちを変更する必要があります。二つ目は当初の予定どおり学生ビザで入国し、このビザを活かして滞在を一遍に90日延長する方法です。この方法は一見良さそうですが、学生ビザで滞在を延長させるには、通っている語学学校に学費を先払いして、翌学期の在学証明書を貰わなければなりません。これではコストがかかりすぎです。三つ目は、ノービザでも得られる90日をつなぐ方法です。つまり、滞在中にいったん別の国に出てまた入国し、そのとき新たに90日の滞在期間を得ます(=ビザラン)。

 考えて、私は今回ビザランすることとします。

 

3 確定していないこと

 これがまだ、いろいろとあるのです。並べると

(1)現地での宿舎

 語学学校のサイトによると、学校付近には留学生も使えるアパートがいくつか用意されています。しかし、アパート経営会社のサイトにある部屋の写真や賃貸条件だけではなかなか決められず、支払い条件の問題もあるので、現地に到着後できるだけ早く決めることにしました。

 ある人のブログを読むと、その方は事前に一度、数日間の「物件探しツアー」を組んで借りる部屋を決め、それから留学していました。用意周到。安心で正しいやり方です。しかし私はそこまでする気がないので、着いたら早速部屋探しです。台中で予約してある宿は、到着した日の分だけです。宿なし状態は、一日も早く解消したいのですが…。

(2)ビザラン

 2の②に書いたとおり、3カ月の滞在中、いったん出国しないといけません。

 目星としては、台中空港と香港を結ぶ航空路線があるので、数日間の春休みを利用して香港に遊びに行く予定でいます。さて、どうなることやら。

(3)スマホ

 Wi -Fi は学校、宿舎とも装備されているようです(部屋の賃貸料金のなかにも明記してあります)。日本にいるときとまったく同じように使えるための仕組みやデバイスもあるようですが、めんどうくさいので私の場合、機内モードを標準状態としてWi -Fi にだけアクセスすることとします。現地での生活場所は基本、学校か宿舎に限られるので、これでも「ほぼリアルタイム」を満たせると思います。 

(4)パワーポイント

 留学者のブログを読んでいると、ある語学学校では、学生はプレゼンなどの機会にMSのソフト、パワーポイントを使うようです。

 パワーポイントはかつて、その使い方を教本を見ながら数回練習したきりです。そもそも、このパソコンには入っていません。この手のソフトは、慣れていない者が使うと操作に手間と時間ばかりかかって、肝心の学習に無駄なストレスがかかります。無料で使う方法はあるようですが、どうしても使わなければならないのかも分かりません。ワードはともあれ、パワーポイントはいったいどれほどの発明品でしょうか? 台湾の語学学校には、MSの回し者がいるのでしょうか? 今から憂鬱ですな。

(5)体調

 当面、私の身体はちょっとした爆弾をかかえている状態なので、現地で暴発させないよう、無理せず慎重に生活することとします。

  今年は、人ごみでインフルエンザを貰うのを恐れて、札幌雪祭りにも行きませんでした。無事出発するまでは、とにかく大人しく大人しく…。

 

4 台湾情報の豊富さ

 それにしてもこの間、桃園空港内の設備や経路、台中までの都市間バスや台中市内バスの運行、乗車方法、銀行での両替手続きなど、「この点はどうなっているんだ?」と思いつく疑問をいくつかネットで調べましたが、そのほとんどについて、答えを探し出すことができました。ほかの国はいざ知らず、台湾内の「歩き方」に関する情報は実に豊富です。しかも、その多くが豊富な画像つきで、手取り足取り、見ればわかるの親切なトリセツとなっています。ここまでやる……さすがは日本人! 日本国内のあまり知られていない地方都市などより、よほど多くの最新 How to 情報が得られます。たいしたものです。これらのブログを作成する手間と時間を想像するだけで、静かに脱帽です。

 私も台中でこのブログを適宜更新するつもりですが、あらかじめ申し上げます、これらのブログに張り合う気は一切ありません!

 

 

 というわけで、出発日がどんどん近づいてきました。はたして次回は台中から、か?

 今日はここまでだ。