你好!台中 ~ にいはお!たいちゅう ~留学記

70まじか、ものずきシニアの台湾台中留学生活

高鉄台中駅に行ってきた

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※高鐵(☜高速鉄道)台中站。上部に停車中の車両が見えます。鉄道駅というより空港のようで、画像には駅舎の右半分しか入りません。なお、黄色い車は台湾のタクシーです。

 

 昨日30日の土曜日、高鉄台中駅に行ってきました。

 

 以前に書いたように、私はノービザで入国しているので、オーバーステイを避けるために一時帰国しなければなりません。その帰国が翌週に迫り、今回は台中から桃園空港まで高速鉄道で行くつもりなので、事前調査に出かけたのです。

  台中では(台北以外の都市ではそうですが)、在来鉄道路線の駅である台鉄台中駅と高速鉄道専用の駅である高鉄台中駅が、まったく違う場所にあります。(☜とは言っても、高鉄台中駅のごく近くには台鉄のローカル駅があり、いちおう高鉄と台鉄が互いに乗り換えできるようになっています。)ですから、高鉄の駅か台鉄の駅かの区別は大切です。 

 私の住む地区から高鉄台中駅までのバス路線を調べると、駅の近くを通る路線が一本あることがわかりました。地図を見ると、ただしバス停から少し歩く必要があるようです…。

 で、実際に行ってみて分かったのは、歩いて高鉄台中駅に行くのは無理だ、ということです。地図にあった駅に至る道は、全部自動車専用道路でした(☜もちろん、歩道は探せばどこかにあると思いますが…)。

 

 台中駅に向かう前に、6月に私が最終帰国する際、台中最後の夜を過ごす予定のホテルに立ち寄り、予約を済ませました。というのも、私が今住んでいるアパートは、手続きの都合上、退去日の午後には明け渡さなければならないのです。そうすると、私はただちにホームレスになるので、その晩は、翌日に乗る高速鉄道の台中駅近くにホテルを確保したのです。

 このホテルはバス停のすぐ近くにあり、私の住む地区から路線一本で行くことができます。2か月後、最終帰国の前日、私は詰め込んだスーツケースを抱えて、地味にバスでやって来るのでしょうか? 自分のことでありながら、想像するとなんだか不思議な感じがします。

 

 高鉄台中駅は「これ、空港?」と思うほど、広くて立派です。

 並んでいる乗車券自動販売機のそばに行き、次々にやって来る乗客が機械を操作する様子を眺めます。画面の表示は中国語ですが、理解するのは難しくありません。支払いはクレジットカードでもキャッシュカードでも現金でもOKです。

 時刻表を見ていると、「清明節假期時刻表」と書いてある表が目に入りました。假期はお休み期間のことで、四月の三日から八日だそうです。先日会った旧友が「日本のお盆のようなもの」と言っていた、連休です。思えば私の一時帰国は清明節の真っ最中であり、そもそもが、清明節なので語学学校もお休みなのです。

 そこでインフォメーション・カウンタで聞いてみると、やはり清明節は多くの人が移動して列車は込む、とのことです。これは座席を確保しておくに越したことがありません。そこで、さっそく自動販売機を使って、帰国日朝の座席指定付き乗車券を購入。

 やはり、現場には来てみるものだと思いました。

 

 さて、アパートに戻って最後の問題が、一時帰国当日の朝、アパートから高鉄台中駅までの移動手段です。台中駅を出発する時刻が比較的早いので、間に合うバスがなく、ここからは出発の1時間以上前に、タクシーに乗るしかありません。

 そこで、どうやってタクシーを呼ぶか、です。近くの通りは交通量も十分あるので、そこで手をあげたら良さそうですが、確実に車が捕まる保証はありません。早朝の道傍で「間に合うだろうか?」とイライラするのは、絶対に御免です。どうしようか…。

 アパートの出入り口の門衛のおじさんに聞いてみますが、なかなか意思疎通が成立しません。私の質問は理解してもらえるものの、残念ながら、おじさんの答えが聴き取れません。だいたいがこれまでも、なぜか私には、このおじさんの話す中国語が分かった試しがない……。

 そこでネット上の情報を探ると、コンビニでタクシーを呼ぶ方法が見つかりました。

困ったときのネット頼み…。ネットは何でも知っている。 

 たぶん、この方法を使うことになりそうです。

 

 

 今日の一言:今日で3月が終わり。私の滞在期間も三分の一を消化。

       めまぐるしい3月でした。

 

 今日はこれまで。