你好!台中 ~ にいはお!たいちゅう ~留学記

70まじか、ものずきシニアの台湾台中留学生活

学期設定と滞在期間

 今日はビザをめぐって、「そもそもどうしてこうなっているんだ?」という疑問を一つ。

 

 書いてきたように、学生ビザで入国する場合、滞在期間は90日です。これ以上滞在するには、現地で延長(さらに90日間)手続きをとります。一方、語学学校の学期がどう設定してあるかといえば、一年春夏秋冬4学期制で、ほとんどの学校が一学期3か月です。

 

 問題は、滞在期間90日とこの学期設定の関係です。例えば、私が入学する予定の華語センターの場合、春学期は3月5日からスタートして、3カ月後の5月31日まで。仮に一学期だけ留学するとしても、現実問題として学期のスタート日に入国したり最終日に出国したりすることは無理な相談で、前後に数日の余裕が必要でしょう。しかしそうすると、先の「90日」の制限と、非常にタイトな関係になるわけです。

 学校側はこうした事情などとっくに理解しているので、某華語センターの窓口サイトにはビザ取得について、「できれば学期が始まる月の1日から5日の間に入国するのがよいでしょう」とあります。しかし、これが解決策になるのでしょうか?

 90日の滞在期限は、入国日から機械的に算定されます。ですから、3月5日から最終日5月31日まで真面目にすべて出席して翌日に帰国するとして、これを入国時のビザで済ませようとすれば、この人は3月3日以降に入国しなければなりません(忙しっ!)。(これはノービザの場合も同じですね)。仮に3月1日に入国した場合は、学期最終日まで出席するとオーバーステイになってしまうため、数日間の滞在のためにビザを延長しなければなりません。特に入国の際は、国内移動や宿舎入居のことを考えると、やはり数日の猶予がほしいところで…。

 なんとかならないのか…? 例えば学校側が、律儀に月の末日まで引っ張っている学期の最終日を、数日間前倒ししてはどうか…? あるいは台湾が、ノービザ滞在期間を100日にしてはどうか? などと、異国の地で空しく思う私です。

 今日はこれまで。