你好!台中 ~ にいはお!たいちゅう ~留学記

70まじか、ものずきシニアの台湾台中留学生活

学習計画

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※春学期の学習予定表です。「戸外活動」や「大冒険」なんて、なんだか楽しそう…。はたして実態は?


 さて、出発日が迫ってきましたが、やはり基本的に暇です。

 そこでこのブログを振り返ってみると、台中でどんな勉強をするのかについて、さほど触れていないことに気付きました。まぁ、語学学校に通うのですから「行ってみれば分かる」のですが、それでも簡単にご紹介と私の決意表明をしておきます。

  このテーマは、以前のブログにも登場してもらった、幾造(いくぞう)、郁乃(いくの)コンビに任せます。

  

郁乃:あら、幾造くん! あなた、まだ日本にいたの? 

   とっくに台湾に行ったんじゃなかったの?

幾造:あれっ、郁乃さん、また会いましたね。こんにちは。

   「まだいたの?」は、ちょっとひどいなあ。あと数日で出発なんです。

郁乃:あらそう。ごめんごめん。そうだったんだ。準備は万全?

幾造:ええ、こちらでできる手続きは、だいたい終えました。

   そろそろ持っていくものがそろったので、昨日は往復に使うLCCのサイトで、

   ベリーに入れる手荷物の重量を指定しました。事前に指定しておかないと、LC

   Cは手荷物の重量超過に厳格だそうですから。

郁乃:ええ、それは私も経験があるわ。で、向こうには、どのくらい行ってるの?

幾造:それが、たったの三か月なんです。

   語学留学で三か月なんて、あっと言う間ですよ。

郁乃:そうね、よく分からないけど、長くはないかもね。

   まあ、これから春だし、台湾はいい時期なんじゃない?

幾造:台中に一人友達がいるんですが、もらったメールによると、気温がもう20℃から

   30℃もあるらしいんです。それと、台中はこの時期、雨が多いんだそうです。

郁乃:雨の季節なんだ…。で、幾造くんが通う語学学校って、どんなところなの?

幾造:大学に付属して、おもに留学生に中国語を教える語学学校です。

   授業は一日2時間から4時間。一週間は月曜から金曜までで、合計15時間。

   あと、宿題や課題のプレゼン、文化活動があります。テストもしますよ。

郁乃:留学生は何人くらいいるのかしら?

幾造:行ってみたら分かりますが、多くて100人くらいじゃないでしょうか。

   おもにアジア圏ですが、欧米人もいるでしょう。日本人は数割ぐらいかな…。   

郁乃:みんな春学期から始めるの?

幾造:いえいえ。前の学期、その前の学期から勉強を続けてきた学生もいるし、春学期

   から始める学生もいます。私のように、春学期だけという学生は,たぶん、少な

   いんじゃないでしょうか。なんとも分かりませんが。

郁乃:そうなんだ…。詳しいのね。

幾造:日本人の留学生が書いたブログが、いっぱいあるんです。

   それにしても、ほとんどが若い人ですよ、たぶん。私のような高齢者は、おそら

   く、ごく少数でしょう。

郁乃:でも、勉強するのに、若いも年寄りもないんじゃない?

    幾造くんはむしろ、クラスの重鎮みたいに、貴重な存在かもよ。

   日本人はどのくらいいるのかしら。やはり日本人がいると心強いんじゃない?

幾造:そうですね…。言葉が分からないと、大事な情報を「自分だけ知らなかった」と

   いうことがあったりしますからね。日本人ネットワークがあると、それがカバー

   できるのかも。ま、日本人と同じクラスになるかどうかも分かりませんし、周り

   を眺めわたしてからにしますよ。

郁乃:そのクラスって、どうやって決まるの?

幾造:能力別クラス編成ってやつですよ。

   学校は最初にテストや先生との面談で、学生のレベルを見極め、それから10くら

   いあるクラスのどれかに振り分けます。

郁乃:幾造くんは、どのくらいのレベルなのかな?

幾造:さぁ~? それを決めるのは私じゃなくて、学校ですから。

郁乃:学校の勉強は、どんなことをやるの?

幾造:語学学校が授業でやる項目は、どこもだいたい同じようなものです。

   文法、閲読、リスニング、会話、それと作文。あとはクラスによって、故事成語

   や漫画、中国の風俗習慣の紹介とか、ま、いろいろです。

郁乃:じゃ、とにかく、その学校の勉強を毎日まじめにやるということなのね。

幾造:いえ、それだけじゃありません。

   私としては、台湾人のチャットパートナーを見つけて、できるだけ自由な会話の

   機会を増やそうと思っているんです。

郁乃:なるほど。その人たちと、中国語で話すわけね?

幾造:私は中国語ですが、相手はその人によります。日本語を習いたい台湾人も多いら

   しいので、会話は日本語と中国語ちゃんぽん、という手もありますよね。

   でも、こちらは高齢者なので、日本VS台湾以前に、世代のギャップがあるんじゃ

   ないかと思うんです。その意味で安定的なパートナーを探し出すのは、結構な

   冒険なんですが、せいぜい努力してみます。

郁乃:あははは。そうかもね。

   でも、いくら真面目に勉強するにしても、学校は月~金なんだから、週末は観光

   する時間もあるんじゃない?

幾造:そう思います。生活に慣れたら、行ってみたいスポットや店もあるし…。

郁乃:じゃ、とにかく、帰ってきたら、また会いましょうよ。

幾造:はい。必要なときは台湾からでもメールしますよ。それと、なんなら、私がいる

   間に台中に遊びに来てください。市内なら、案内できると思います。

郁乃:それはどうもありがとう。行くかもよ。そのときはメールします。

 

 

 ということで、二人には、再度の登場ありがとうございました。

 幾造くん、元気で出発してください。

 長々と続けてきた「準備編」も、このあたりで終わりです。

 次回は、台中で会えるかな?