学習計画
※春学期の学習予定表です。「戸外活動」や「大冒険」なんて、なんだか楽しそう…。はたして実態は?
さて、出発日が迫ってきましたが、やはり基本的に暇です。
そこでこのブログを振り返ってみると、台中でどんな勉強をするのかについて、さほど触れていないことに気付きました。まぁ、語学学校に通うのですから「行ってみれば分かる」のですが、それでも簡単にご紹介と私の決意表明をしておきます。
このテーマは、以前のブログにも登場してもらった、幾造(いくぞう)、郁乃(いくの)コンビに任せます。
郁乃:あら、幾造くん! あなた、まだ日本にいたの?
とっくに台湾に行ったんじゃなかったの?
幾造:あれっ、郁乃さん、また会いましたね。こんにちは。
「まだいたの?」は、ちょっとひどいなあ。あと数日で出発なんです。
郁乃:あらそう。ごめんごめん。そうだったんだ。準備は万全?
幾造:ええ、こちらでできる手続きは、だいたい終えました。
そろそろ持っていくものがそろったので、昨日は往復に使うLCCのサイトで、
ベリーに入れる手荷物の重量を指定しました。事前に指定しておかないと、LC
Cは手荷物の重量超過に厳格だそうですから。
郁乃:ええ、それは私も経験があるわ。で、向こうには、どのくらい行ってるの?
幾造:それが、たったの三か月なんです。
語学留学で三か月なんて、あっと言う間ですよ。
郁乃:そうね、よく分からないけど、長くはないかもね。
まあ、これから春だし、台湾はいい時期なんじゃない?
幾造:台中に一人友達がいるんですが、もらったメールによると、気温がもう20℃から
30℃もあるらしいんです。それと、台中はこの時期、雨が多いんだそうです。
郁乃:雨の季節なんだ…。で、幾造くんが通う語学学校って、どんなところなの?
幾造:大学に付属して、おもに留学生に中国語を教える語学学校です。
授業は一日2時間から4時間。一週間は月曜から金曜までで、合計15時間。
あと、宿題や課題のプレゼン、文化活動があります。テストもしますよ。
郁乃:留学生は何人くらいいるのかしら?
幾造:行ってみたら分かりますが、多くて100人くらいじゃないでしょうか。
おもにアジア圏ですが、欧米人もいるでしょう。日本人は数割ぐらいかな…。
郁乃:みんな春学期から始めるの?
幾造:いえいえ。前の学期、その前の学期から勉強を続けてきた学生もいるし、春学期
から始める学生もいます。私のように、春学期だけという学生は,たぶん、少な
いんじゃないでしょうか。なんとも分かりませんが。
郁乃:そうなんだ…。詳しいのね。
幾造:日本人の留学生が書いたブログが、いっぱいあるんです。
それにしても、ほとんどが若い人ですよ、たぶん。私のような高齢者は、おそら
く、ごく少数でしょう。
郁乃:でも、勉強するのに、若いも年寄りもないんじゃない?
幾造くんはむしろ、クラスの重鎮みたいに、貴重な存在かもよ。
日本人はどのくらいいるのかしら。やはり日本人がいると心強いんじゃない?
幾造:そうですね…。言葉が分からないと、大事な情報を「自分だけ知らなかった」と
いうことがあったりしますからね。日本人ネットワークがあると、それがカバー
できるのかも。ま、日本人と同じクラスになるかどうかも分かりませんし、周り
を眺めわたしてからにしますよ。
郁乃:そのクラスって、どうやって決まるの?
幾造:能力別クラス編成ってやつですよ。
学校は最初にテストや先生との面談で、学生のレベルを見極め、それから10くら
いあるクラスのどれかに振り分けます。
郁乃:幾造くんは、どのくらいのレベルなのかな?
幾造:さぁ~? それを決めるのは私じゃなくて、学校ですから。
郁乃:学校の勉強は、どんなことをやるの?
幾造:語学学校が授業でやる項目は、どこもだいたい同じようなものです。
文法、閲読、リスニング、会話、それと作文。あとはクラスによって、故事成語
や漫画、中国の風俗習慣の紹介とか、ま、いろいろです。
郁乃:じゃ、とにかく、その学校の勉強を毎日まじめにやるということなのね。
幾造:いえ、それだけじゃありません。
私としては、台湾人のチャットパートナーを見つけて、できるだけ自由な会話の
機会を増やそうと思っているんです。
郁乃:なるほど。その人たちと、中国語で話すわけね?
幾造:私は中国語ですが、相手はその人によります。日本語を習いたい台湾人も多いら
しいので、会話は日本語と中国語ちゃんぽん、という手もありますよね。
でも、こちらは高齢者なので、日本VS台湾以前に、世代のギャップがあるんじゃ
ないかと思うんです。その意味で安定的なパートナーを探し出すのは、結構な
冒険なんですが、せいぜい努力してみます。
郁乃:あははは。そうかもね。
でも、いくら真面目に勉強するにしても、学校は月~金なんだから、週末は観光
する時間もあるんじゃない?
幾造:そう思います。生活に慣れたら、行ってみたいスポットや店もあるし…。
郁乃:じゃ、とにかく、帰ってきたら、また会いましょうよ。
幾造:はい。必要なときは台湾からでもメールしますよ。それと、なんなら、私がいる
間に台中に遊びに来てください。市内なら、案内できると思います。
郁乃:それはどうもありがとう。行くかもよ。そのときはメールします。
ということで、二人には、再度の登場ありがとうございました。
幾造くん、元気で出発してください。
長々と続けてきた「準備編」も、このあたりで終わりです。
次回は、台中で会えるかな?