你好!台中 ~ にいはお!たいちゅう ~留学記

70まじか、ものずきシニアの台湾台中留学生活

必修クラスの一週間

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※近くのコンビニで購入した「日式そば風味麺」。麺は別として、そばつゆは(日本人には)残念な味でした。年々進化する日本の 7-ELEVEN の蕎麦とは比べられませんが、これで果たして売れるでしょうか?

 

 さて今日は金曜日。私にとっては、初めて月曜から金曜まで毎日学校に通って授業を受けた一週間でした。今後はこのサイクルが、毎週毎週繰り返されるのです。

 そして私が台中に来てから、ほぼ2週間でもあります。これほど長く感じる2週間は、退職以降、めったにありませんでした。

 

 最初の授業時に示された学習計画によると、必修コースのクラスは、一週間でテキストの一課を消化します。その計画どおり、授業は本日でテキストの〇〇課を終え、復習テストを実施しました。

 この一週間の授業内容をみると、新出単語と慣用構文の解説、そして「すぐやってみよう!」の筆記問題実施という流れでした。テキストには立派な本文がのっていますが、これを学生が朗読したり暗誦したりすることはなく、テキスト付属のCDを授業で聞いたのは、一週間を通して本日たった一回きり。これにはちょっと拍子抜けでした。

 要するに学生の立場に立つと、入力はもちろん100%中国語ですが、出力機会は主に筆記なのです。

 

 こういうものだと分かってみると、私の場合、必修クラスは「多聽 (たくさん聴く) 」の機会、選択コースのクラスは「多說 (たくさん話す) 」の機会と考えるのが妥当なようです。これが私の基本方針となります。

 この語学学校の各クラスには期末テストが用意されていて、あまりにも成績が劣る者は進級できない仕組みをとっています(☜おそらく、どこの学校も同じような制度でしょう)。しかし、初めから一学期しか在籍しない私にとって、テストの成績は目標になりません。テストはふつうに勉強していれば、問題なくクリアーするでしょう、たぶん。

 

 それにしても授業中、機関銃の弾丸のように降ってくる中国語を聞いていると、時おり頭が( やってられるか! )とストライキに突入し、ボーッとしてしまうことがあります。「いかん、いかん」です。

 はるか昔、英語ネイティブの教師の授業を受けたときも、最初の数カ月、何を言っているのかさっぱり分かりませんでした。中国語を始めてから通い始めた講座の講師の中国語も、半年たっても一年たっても、ほとんど聴き取ることができませんでした。

 それでも聴き続けると、継続は力なり、耳は少しずつ成長してくれるようです。

 

 ところで。必修クラスの同学の一人であるベトナム人の彼は、今週の木曜日、「台湾に来て1年」の日を迎えたそうです。恭喜!恭喜!

 もう一人の同学であるイタリア人の彼は、先日「中国故事選讀」クラスにお試し参加

した結果にがっかりしたらしく、「シェークスピアを期待したのに子供の漫画だ」と文句を言っていました。

 みな、いろいろなドラマをかかえているのですわ。

 

 今日はこれまで。