你好!台中 ~ にいはお!たいちゅう ~留学記

70まじか、ものずきシニアの台湾台中留学生活

最初の授業

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※ある日、近くの食堂での昼食。魯肉飯(ルー・ロウ・ファン)と肉[火偏に庚]湯(ロウ・ガン・タン)。良い組み合わせでした。わたし、庶民的な中華料理の味方です。

 

 今日は指定されたクラスでの授業の第一日目。

 

 掲示板に張り出されたクラス編成を見ると、私が属するクラスは十数名。同学(クラスメート) の名前を眺めると、すべて漢字です。日本人らしき名前は私一人。あとはすべて、中国人らしき名前が並んでいます。ニ字だけの短い名前あり、四文字の名前あり。「はて? どうして中国人が華語を習うのか?」と不思議に思いながら教室へ。

  開始にはまだ間がある時間で、またもや私が一番乗りでした。一番前に席をとって待つと、ぱらぱらと学生がやってきます。いかにも20代の、たがいに見知っているらしいグループがクラスの主体で、ほかには白人が二人と日本人一人。

 定刻になって、ついに担任の先生が登場。少女っぽさの残った小柄な女性教師でした。若くて元気そうです。

 授業が始まって5分過ぎても、10分過ぎても、学生が一人また一人と、遅れて教室に入ってきます。先生の話と周囲の学生の反応を見ていると、春学期から新しく入った学生は私だけのようでした。

 

 授業は、学生の自己紹介(☜「最初の授業」の恒例イベント)をはさみながら、先生がつくってきたパワーポイント画像と4ページのレジュメを使って、先生の自己紹介、春学期の学習計画の説明と、これまで勉強した重要な文法ポイントの復習。あとは、「声調は大切だ!」という指摘。

 同学たちの自己紹介を聴いて分かったのは、クラスの主体となるグループのメンバーはベトナム人で、白人二人はイタリアとアメリカから一人ずつ、であること。なんと彼ら全員が、このクラスでは、自分の名前を漢字で登録しているのです。欧米人の場合は、おそらく自分の名の音訳から創作した名前でしょう。しかし、ベトナム人がどうして? ---中国文化を根にもつ国ですから、名前も中国語で書ける、ということでしょうか? たぶん、もう少ししたら分かるでしょう。なお、一番若い学生は18才、と聴き取りました。男は私と白人二人とベトナム人一人、あとは女でした。

 

 示された学習計画によると、今学期にやる勉強内容は、あいにく2冊のテキストにまたがる部分でした。1冊目のテキストは、3月中にもう終わってしまいます。前の学期から継続する学生にはどうでもいいことですが、私のように1学期しが在籍しない学生の場合は、仮に買っても無駄になります。そこで「1冊目を持っていません。」と申し出ると、先生が学校の図書館から借りて、私に貸してくれました。親切です。

 

 先生はプロなのではっきりと発音し、やさしい単語を使いますが、それでも聴き取れない部分がいくつもありました。私の理解度に点数をつけると、6割ぐらいでしょうかね……。まぁ、耳が慣れるには、少し時間がかかります。

 

 この先生のもと、このメンバーで続けます。--もっとも私は3か月だけですが。

 

 日中のアパート内は17℃。雨の時期は、同時に揺り戻しの寒さの時期のようです。きのうの夜も、夏用の寝袋ではうすら寒い状態。日本の北から来た人間にとっては、暖房がほしいぐらい!

 あまりにも寒いので、近くのスポーツ用品店(☜先日、寝袋を購入した店)に出かけてジャケットを購入。部屋にもどるとさっそく厚手のインナーとして着て、ひとまずは温かくなりました。薄着で我慢して風邪をひいても、誰も褒めてくれませんから。

 

 今日の一言:この一週間は長かった。