期末考（口試） - 你好！台中～にいはお！たいちゅう～留学記

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※大学構内に、小さなお客さんたちがやって来ました。近くの幼稚園児の散歩のようです。

　さて今日は、現在進行形である期末試験の口試（口述試験）はどんな問題が設定されるのかを紹介しましょう。

　時間の経つのは早いもので、期中考がついこの前終ったと思っていたら、今はもう期末考の最中です。そして、期末考ということは、春学期しか在籍しない私の滞在も、もう少しで終了ということです！

　以前に「期中考」（☜2019-04-19）でご紹介したように、私は必修クラス一つと選択クラス２つ（「聽說訓練 (リスニング・スピーキング) 」と「華文閱讀」）を履修しています。今回の期末試験では、必修クラスで筆記試験と口述試験の両方が、選択クラスのうち「聽說訓練」で口述試験が、残りの「華文閱讀」で筆記試験が実施されます。

　筆記試験の形式については以前に一度紹介したとおりで、今回の試験もーーもちろん内容は変わりますがーー問題形式に大きな変化はありません。よって省略し、口述試験（口試）に焦点を絞ります。

　必修クラスの口試の課題は今回、次のとおりです。

　①次の５つのテーマから一つを選択し、②３分間を目途に、③指定された６構文を必ず用いて作文し、発表します。④パワーポイント画像を使う・使わないは各自の自由。⑤用意した原稿を読んでもかまわない。

（１）もしも時をとめる能力をもっていたら、私は…

（２）私が理想とする恋人

（３）私が変えたい３つのこと

（４）忘れられない人

（５）不思議な夢

　ほかの学期のテーマ設定がどうなっているのか知りませんが、バラエティに富んだ内容です。私にとっては、（こうしたテーマで作文する機会は、私の人生の中で、これが最後なのではないか…）と思わせるテーマでもあります。いずれにしても、実際に書くのは選んだ一つだけです。また、今回は⑤の条件なので、本番では、発音に注意して音読すればいいだけです。暗誦を要求される課題に比べると、ずっと楽だと言えます。

　一方、選択クラス「聽說訓練」の口試課題は、AとBの二部門に分かれます。

　まずAでは同学が二人一組になり、①次の場面設定を、②それぞれ二人で演じます。③用意した原稿を見てはいけません。

（１）コンビニの店員と、商品を持ち込んでクレームをつける客

（２）乙に男(女)友達を紹介したい甲と、別の男(女)友達とつきあい始めたばかりの乙

ーー科白を暗記しなければならないことがプレッシャーですが、対話の相手がヒントをくれる展開なので、一人でやるより演じやすいのかもしれません。

　続いて実施するBでは、①次の３テーマから試験当日に老師が指定する１テーマについて、②２分程度、発表します。③用意した原稿を読んでもかまいません。

（１）「私の国」を紹介する……自然、地理、産業

（２）もしも自分が先生なら、頻繁にテストするか、あまりしないか。考えを述べよ。

（３）台湾について知っていること……交通、食べ物、習慣など

ーー選択の範囲は３つなので、３つとも用意してしまえば、準備は万全です。

　実は本日24日は、必修クラスの筆記試験でした。上記の口試は、来週の月曜と火曜です。原稿の準備は、今日までに終わりました。あとはこの週末で、どの程度頭に入れるか、です。来週は試験ばかりで、試験が終ると、春学期の授業も終了です。　

　今週は台中ほかの地域で、台湾は大雨となりました。スコールと言ってもいい激しい雨が数時間以上続き、道路の流失や農業被害が出た場所もありました。