你好!台中 ~ にいはお!たいちゅう ~留学記

70まじか、ものずきシニアの台湾台中留学生活

ルーチン授業の一日目

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※台中駅 (現在は歴史遺跡) 前の広場の黒犬。ご心配なく。この犬は寝ているだけです。

 

 さて今日は、必修コースでは通常授業の一日目であり、選択コースでは最初の授業の日となります。

 説明します。語学学校の一週間の授業は、必修コース11時間と選択コース4時間に分かれます。必修コースのクラスは月金の毎日あって、主にテキストに沿って進める積み上げ式の授業。他方の選択コースのクラスは週に2日で、例えばヒヤリングとスピーチを重点とする授業、あるいはやや専門的な内容を読む授業、あるいは発音を矯正する授業などから一つを選択します。選択コースでは、空いている曜日を使って、2つ目のクラスを履修することもできます。その場合は追加料金を払います。いずれのコースにも、期中・期末のテストがあります。

  必修コースのクラスでは、テキストの新しい課に入りました。まずは、新しい単語の①発音②漢字③意味を解説します。先生は自分で作ってきたレジュメを配り、新出の単語や用法を使った問題を適宜、学生に解かせます。また、漢字を書かせます。

 漢字を書く作業は、日本人には簡単です。台湾で使う繁体字は細かい点では日本の常用漢字と異なりますが、小中学生に戻ったつもりで何度も同じ字を書いて練習すれば、手が覚えます。むしろ、「非漢字圏から来た人には大変だろうなぁ…」と、人ごとながら想像します。

 説明はもちろん100%中国語です。先生はできるだけ簡単な言葉で、イラストも描きながら説明してくれますが、それでも時々、私には話が見えなくなることがあります。

 

 他方の選択コース。私は登録の日の能力テストの結果、すでにヒヤリングとスピーチのクラスを勧められています。私自身も、その授業が自分にいいと思っています。

 教室は15人ほどの学生でした。当然のことながら、必修コースのクラスの同学も数人います。先生はやや年配の、やさしそうな女性です。授業は、先生がこの授業の狙いと学習計画を説明した後、最初の練習課題として、「隣りに座る同学と話をして、それから一人ずつ『彼 (彼女)はこういう人です』をみんなの前で発表する」を指定。時間の都合で全員は発表できないものの、たまたま私と隣の同学コンビは「発表組」の一つに選定されました。そこで私はタイから来た若者と二人で、教室の前に出て発表。

 ところで授業が終わると、先生が「私と一緒に、ちょっと事務局に来てください」。何だろう? 数人が掲示板に貼り出されたクラス編成名簿を見ているので、私ものぞきこみます。すると……ありゃ!?

 実はこのヒヤリングとスピーチのクラスは2つあって、私が所属するクラスは、別のもう一つの方だったのです! 先生に「ご迷惑をかけました」と謝り、次回の明後日からは、同じ時間帯の別クラスに出ることとなりました…。

 タイから来た若者に、つい今しがた「また、あさって」と言って別れたのに、実は我々は同班同学ではありませんでした。やや残念でしたね。なんとなく気の合いそうな相方だったのですが…。

 

 授業が終わって事務局に行き、「言語交換の相手募集を登録したい」と申し出ると、スタッフがパソコンを指差して、「これに登録してください」。

 登録は自分でやります。英語表記のフォームに入れる項目は、所属先(大学か華語中心か)、名前、連絡先のメールアドレス、教えたい言語、都合のいい時間帯だけです。年齢も性別も国籍も入れません。 あとは待っているだけ、とのことです。

 「教えたい言語」という項目を満たすのにやや違和感がありましたが、冷静に考えてみると、外国人の話し相手をしてあげようという奇特な人に話をしてもらうには、それなりのサービスを提供する必要があるのでしょう。もちろん私の場合は、「日本語」と入力しました。

 居合わせたある日本人にこの登録→マッチング方式について聞くと、彼は使ったことがないとのこと。(ありゃ…)でした。その理由は「言語交換の相手に求める条件は、年齢や性別など人によって違うので、自分はどうも…」とのことでした。

 確かにマッチングの条件設定がこの程度では、網の目が大きすぎる気もします。トライアル&エラー(試行錯誤)、あるいは「へたな鉄砲数打てば当たる」なのでしょうか?

 どうも、あまり期待できないかもしれませんな。

 しかし、とにかく、中国語にふれる機会をどんどん増やさなければ…。

 

 今日の一言:台湾の天気は、熱くなったり寒くなったり。

       これ、先生も授業のなかで言ってました。