你好!台中 ~ にいはお!たいちゅう ~留学記

70まじか、ものずきシニアの台湾台中留学生活

観光夜市を総力取材!

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※道の両側に煌々と光が続く、観光夜市。夜が更けても、人がどんどん増えていきます。

 

 さて今日は、私の住む場所近くにある観光夜市を紹介します。

  

 私の住む場所近くの商店街ーーそのほとんどが飲食店ですがーーの名称は、「〇〇夜市商圏」(☜「商圏」とは商店街のこと) となっています。ですから私は、これがイコール夜市だと思っていたのでした。ところがどっこい、夜市商圏から少し外れた場所にあるのが、この観光夜市です。その名称は、夜市の中央道路に掲げてある看板ごとに少しずつ違い、「観光夜市」だったり「国際観光夜市」だったりします。

 

 ここは約250メートルほどの道の両側に、びっしりと店が並ぶ夜市です。

 暗くなると、天から降ったか地から湧いたか、じわじわぞろぞろと人通りが増えてきます。ウィークデイも週末も、関係ありません。歩いているのは、ほとんどが若者。グループありカップルあり、夫婦連れあり子供連れあり。また、そのうちの多くの人が、歩きながらくちゃくちゃと何かを食べています。仲間で写真を撮りあってはしゃぐ人もあり、物珍しげにきょろきょろ周囲を眺める人もあり、地元以外からやって来た人も多いようです。

 毎晩毎晩、よくまぁこんなに多くの人が、と感心します。人の集まるところが好きな人が集まる、人が人を呼ぶ、薯が薯を洗う(?)という感じです。

 

 

 この夜市の基本配置は、本日の画像をみて右側が常設の商店、左側が飲食の屋台となっています。

 商店で一番多いのが、各種衣料品の店。ほかにはアクセサリー、おもちゃ、旅行バッグ、靴屋スマホ周辺機器、帽子などの店が並びます。

 一方の側の飲食屋台が扱う食べ物のリストは、私の現地調査によると(☜ここが本日のタイトルである「総力取材」の所以です)、以下のようでした。

①豬血糕②一口鮑③黃金炸魷魚④炙燒厚切牛⑤現炸排骨酥⑥爆漿湯包子⑦金猪王⑧油雞醉雞⑨日式烤魷魚⑩熱狗⑪爆漿地爪球(12)火焰骰子牛(13)鳥蛋達人(14)一口吃香腸(15)香酥臭豆腐(16)碳烤德國豬腳(17)泰國蝦(18)煙燻無骨雞爪(19)雞爪凍(20)黃金脆皮雞腿卷(21)日式大阪燒(22)起司肉捲(23)韓式炸雞(24)雞排(25)芋頭球(26)鴨頭(☜以上、正しい繁体字を探すため、なかなか時間のかかる入力作業でした。内職しごとが終わったような達成感…。)

 これらの名前を眺めていると、ここが漢字を取り入れた日本語の素晴らしい点だと思うのですが、どんな食べ物かのイメージが少しは浮かんできます。粉ものや焼きもの、ホットドッグにソーセージなど、日本の夜店と共通するメニューもあれば、もっと本格的な料理に近いものもあります。傾向としては、粉ものより肉もの、特にチキンものが多いようです。

 なお、これらの売り物を扱う屋台はそれぞれ夜市に一軒だけというわけではなく、50メートルほど進むと、また同じような屋台がある、つまり一度は見過ごしても、何度か見かけるうちについ食べてしまう、という感じに配置されています(☜日本の夜店も同じですよね)。 

 以上が食べ物でしたが、そのほかに飲み物の店と果物の店で全体の数割を占めます。台湾人はとにかく飲料にこだわるようで、こうした夜市以外に街なかにも、生果汁を使った各種のジュースや、紅茶・緑茶類を売る常設店が沢山あります。その店の多さとこだわり具合は、私からみると不思議に思えるほどです。売れるのはほとんどLサイズで、 皆が700ml をがばがば・ぐびぐびと吸いこんでいます。なお、念のために書いておきますが、こうした店で売っているお茶の類は、もちろん冷やしたものです。

 

 

 今宵も、人ひと人ひと…。ものみ高い人ともの食う人であふれる観光夜市でした。

 

 

 今宵はこれまでに。