你好!台中 ~ にいはお!たいちゅう ~留学記

70まじか、ものずきシニアの台湾台中留学生活

登録 ・ 能力判定

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※私が通う華語中心(このビルの最上階)。吹き抜けの中庭を囲むロの字型回廊に沿って、教室が並んでいます。ビルも教室も、私には昭和な雰囲気。

   さて今日は、待ちに待った登録の日です。

 早めにアパートを出て、中心が開始する時間の30分前に到着。受付場所となる教室には誰もいないので、「一番乗り!」と思っていたら、しばらくしてスタッフから渡された整理券には、なぜか2番とありました。

  手持ち無沙汰なので、部屋に出入りするスタッフの女性と言葉を交わすと、春学期に参加する学生は約80人。うち日本人は、一割程度ということでした。

 その後も受付場所には、私以外の登録者がぱらぱらと来ましたが、教室内には椅子も並べてあって、想像していたような「長い行列に並ぶ」状態ではありませんでしたね。やや拍子ぬけ。9時半になって、登録手続きがスタート。

 

 登録手続きのステップは、

 受付場所で、①名前や連絡先、連絡方法の確認、②学生カード用の顔写真撮影、

 教室を変えて、③本日の手続きの概要をビデオで見る(英語ナレーション)

 ここで事務局に移動して、④スタッフからの説明(必修・選択コースの区別、欠席届けの提出方法、保険加入など。その後に学費支払い。説明は英語)、

 教室を変えて、ここからは能力判定テスト(=レベル振り分けテスト)。

  まずは⑤ペーパーテスト。繁体字で書かせる筆記試験と、パソコンを使ったヒヤリングと文法の試験。パソコン試験の方は、四択形式。

 最後はまた教室を変えて、⑥語学教師との口頭試問(面談、レベルの指定)

という流れでした。 

 すべて終わったのは12時過ぎ。3時間ほどの工程でした。⑤ではテストに神経を集中させ、⑥ではそれなりに緊張したので、終わるとほっとして空腹を感じました。

 以下は⑤のペーパーテストと、⑥の口頭試問について少し書きます。

 

 まずペーパーテストですが、思ったより分量が多く、時間がかかりました。

 テストの第一部は、A4判2枚にわたる中国語の質問(全部で10問くらい)に、中国語で答えを書くもの。答えるスペースは2行。問題文は「あなたの家庭は何人? どんなメンバーか?」から始まって、「あなたの国はどこか? 台湾からどのくらいかかるか?」「今日のテストに向けて、昨日の晩は気持ちよく寝られたか?」などなど。質問内容は、だんだん難度が増します。(☜普段は繁体字を書かないので、使う漢字が気になりました。)

 これが終わると第二部は、パソコンを使った60問。答えはすべて4択形式。そのうち最初の30問は、ヘッドフォンを頭にのせて問題文を聴く聽力(聴き取り能力)問題。

 

 最後が語学教師と対決(?)する口頭試問。私を担当したのはベテラン風のおばさん教師でした。もちろん中国語。プロなので、はっきりと発音される中国語です。

 「どのくらい中国語を学んできたか?」や「台湾に来たのは何度目か?」「台湾の印象は?」から始まって、「最近、何を祝ったか?」「どんなタイプの人が嫌いか?」「台湾の物価はあなたの国と比べてどうか?」「あなたの車が盗まれた。どうしたらいいか?」などなど。そのほとんどが、 Yes/No でなく自由な回答を求めるオープンな質問なので、どんどん話せる人は自分の好きなように答えてかまいません。回答が短く終わると、すぐに別の質問が来ます。

 悪戦苦闘しながら、しどろもどろで回答。「wu4 jia4」という単語がキーとなる質問には、(この言葉、聞いたことがあるんだがなぁ…)とは思うものの意味が思い出せず、結局、質問にも答えられずじまいでした。(☜ wu jia は「物價」でした…。)

 序盤の質問は、全員に同じことを聞く定番だろうと推測しますが、後半の質問は、相手の回答ぶりを見て適宜思いつく質問をしているような印象を受けました。 

 結論:私は、全9レベルのうちの第4レベルを勧められました。

 まぁ、私の実力は、そんなもんでしょうね。素直に受けます。

 以上、全部で30分程度の面談でした。

 

  

 今日の一言:我累死了。今日も早く寝なくちゃ。